高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「うん、読書でもって・・・・」


「そうなんですか。
読書か・・・・大人ですね。」



「男だからさ
やっぱいろんなこと知っておかないと
家族養っていく予定だし。」


村田は笑った。



「飯食べたのか?」


「いえ・・・」


「下でなんか食わないか?」



「財布を…忘れて…」



「おまえっておっちょこちょいだな。」


村田が声をあげて笑った。



「じゃ、付き合って。
俺ははらぺこだから。」



会社で見るのとは違う
優しい笑顔にほっとする。
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