高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「主任が、バランスを崩してる
私に気がついてくれた。
だから、抱いてほしいって言ったのは
私の方だから・・・。
許せなかったら、それでいい。
主任に抱いてもらって・・・
私は解放されたから・・・・
本当の自分を・・・飾らない自分を
ポチの前で…見せること。
それを拒否されたなら…
この恋はあきらめるから……」


何を言ってんのか
頭の中がこんがらかってきた。



「だから・・・
くみだけを見てほしいの。
ほかの人と一緒はいや・・・
寂しくて…悲しくて…耐えられない。
ポチとほかの女の子が
映画館でいちゃついてるの…
見かけたとき…
我慢したけど…大人の女でいようって
でも…ポチに変な言い方を
しちゃって…心を隠そうとすれば
するほど…距離が広がって行く……
だから…自分に自信がなくなって……」


ポチは膝を抱えて
顔を膝にうずめた。
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