高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
とりあえず病院に行く事にした。
ポチが絶対一緒に行くと
言い張ったから
大人の私は肩見が狭かったが
一緒に病院に出かける。


ネットでいろいろ調べた。


その中で
優しい笑顔で微笑む
女医さんを選んだ。


現実を知ったらきっと
私をバカだと思うだろう。



待合室は混んでいた。

ポチはニットの帽子を深く
かぶって赤ちゃん雑誌に見入っている。


私は周りの人が
私たちをどう思ってるのか
目が気になって仕方がなかった。



「原田さん、原田くみさん。」


看護師に呼ばれて
用紙に記入するように言われる。



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