高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「7歳も年上なのに
こんなことになってごめんさない。
一杯、一杯悩んだの。
でも、ポチが頑張ってくれて・・・
ポチを信じていいんだって
だから、許して下さい・・・」


私も立ち上がった。



「俺がくみちゃんにしつこく
してたから・・・生れた時から
俺には、くみちゃんしか見えない。
どうしてもっと早く俺を
産んでくれなかったのかって
ずっとずっと運命を呪って生きて来たんだ。」


「ごめんなさい。
ポチは高校生なのに・・・
卒業まで迷惑はかけません。
会社から産休をもらって
産んだらすぐ復帰します。
ポチには予定通り大学に進んで
もらいたいので
二人で頑張ります。」



両親たちは

完璧に手が止まっていた。
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