高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「ポチ、手離したら?」

「いい。」

「みんなにバカにされても
知らないよ。」


「関係ないし。」



後ろから声がした。


エ…ほんとだ~~~
マジ?うわ~~~
なんで手つないでんの?


「ほら、バカにされるから
手離しなさい、ポチ。」

私はポチから手を離した。



「いいんだって。
言いたいやつには言わせておけば。」
開き直った声で
また私の手を握った。



「ね、なんで来てんの?
くみちゃんがびっくりさせるから
俺2位になったんだから
責任とってもらう。」



「責任ってね・・・・」
かまってられません~


可愛いポチは
私の足元でじゃれまくる。
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