高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「あ・・・なんて・・・
あんまりに突然で・・・・」


ポチパパの声がかすれた。



「申し訳ない。」


隣に座る私の両親に頭を下げた。


ポチママも
頭を下げた。



「うちの健太は、くみちゃんのこと
ずっと好きだったから
こんなことになってしまって・・・・」


二人は土下座した。



「や・・・な?」
パパはママを振り返る。


「こんなこともくみには
ありかなってずっと思ってたし
俺ら、子供が異性だったら
結婚させたいってずっと言ってきたから・・・
健太だってこんなに大人になって
くみだって歳の差忘れて
ときめくのわかるさ。」


パパはポチパパの肩を叩いた。
< 240 / 485 >

この作品をシェア

pagetop