高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「子供っていうのが
まだ予想外だったけどね?
いいんじゃない?
若いうちにおばあちゃんも~
私たちなら一生仲良くやっていけるわ。」


ママがポチママの手を握った。



「ごめんな。
俺はさ、健太の一途さが
いつか実ってくれたらいいなって
ずっと思ってた。
俺らみたいにきっと幸せになってくれるって」




「飲もう!!とりあえず
食べて飲んで!!
お祝いしよう!!」


「愛する子供が幸せだって
言うんだから、俺らはそれを
サポートしていけばいいさ。」



予想外の温かい言葉に
涙があふれ出た。


「健太、くみを絶対幸せにしろよ。」

パパが健太と握手した。


「言われなくたって
俺がくみちゃんを愛してたのは16年だよ・・・・
そのへんの男と一緒にしないでよ。
クミパパ・・・
ありがと。」


「くみと一緒に生きて行くから。
ありがとう。
俺ら、変ってるってずっと思ってたけど
こんな両親でスゲー幸せだよ。
カンパーーーーイ!!」
ポチがジュースの入ったコップを
持った。



「おまえに乾杯言われたくねーな。」
ポチパパが笑った。


カンパーーーーイ!!


今日の日を忘れない・・・・・
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