高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「健太・・・」


俺はいつものように
迷惑そうに返事をした。


弁当をさし出した。


「明日から
前のように作ってくるから。」


「なんで?」


「私が作りたいの。」


「くれる相手間違ってる。」


「ナベには言った。
私は健太が好きなの。
健太が受け入れなくても
気持ちに正直になりたい。」



「それは、勝手だけど
俺はもうおまえにもどんねーよ。」


「それでもいいの。
好きな人を納得するまで
追いかけたいの。」

最悪・・・・・


俺は
無言で弁当を突き返して
教室を出た。
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