高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
校門のとこで
睦美が待っていた。


「待ったか?」


「ううん。」
それでも嬉しそうな睦美…



「おまえさ・・・
何考えてんの?」



睦美は前を歩いている・・・



「睦美?」


睦美は振り向いた。


「健太が悪いのよ。」


「だから謝ったじゃん。」


「ほかの人を本気で愛したから。」


・・・・?


「健太は女の人を愛せないと思った。
だからあきらめた。
どうせ、誰かがくっついても
健太はおもちゃだったって言うって。
大事な女が一人いればいいって
それはその時だけで
私のように捨てられるって
信じてたのに・・・・・
あの人は違うの?」



睦美が泣きだした。
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