高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「原田さん、とうとう来週ね。」

秘書課のお局が
私の揃えた資料を取りに来た。


「はい、ご迷惑おかけします。」


お局が


「それにしても
もったいないわね。
あと4年頑張れば、秘書として
軌道に乗れたのに・・・・
あなたの仕事は
丁寧で早くてとてもよかったわ。」



「そう言ってもらえて
嬉しいです。
私は、子供を預けて仕事に戻りたいんです。」



「大変みたいよ。
育児と両立は・・・・
夫の協力と実家の協力がないと
あなたは結婚しないの?」



「訳があって来年まで
籍を入れられなくて。
なんとか
迷惑かけないようにしたいと
思ってますが・・・・」



「とりあえず
元気な子供を産んでちょうだい。」


「ありがとうございます。」


お局さまは
秘書としてバリバリで
憧れてしまう。

いつかあんな風に働いてみたい・・・
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