高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポチもテストが終わって
バイトに明け暮れている。


貯金通帳を見ながら
出産費用まで・・・
あと・・・・と計算してた。


どうせ戻ってくるものだけど
夫として自分が出したい

そう話している。


戻ってきたお金で
18になったら結婚指輪を買って
結婚式の写真を三人で
撮るんだってはりきっていた。


私も最後の週は残業が
続くと話すと


「一週間は弁当半額を
俺が買ってくるから
安心して仕事に集中してきて。」


ポチが笑顔で言ってくれた。


「来週からは家で
俺だけの帰りを待って暮らすんだよ。」


ポチは猫のように
頬をすりすり私になすりつける。

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