高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
病室を覗き込んだ。


くみちゃんは外を見ていた。



「おはよう。」


俺を見て満面の笑顔


「おはよう、ポチ・・・・」

そして涙・・・・・


抱きしめてキスをした。



「顔見せるだけって言われたから
もう行かなきゃ。」



「病室、変わるって。
今度は大部屋だから…
個室って言ったんだけど
入院が長いからお友達ができた方が
楽しいからって…
だからもうしばらくキスできない。」



「う・・・つらいけど
友達できたら楽しくなるよ。
俺もくみちゃんが笑顔なら
嬉しいから。」



「くみ…子供みたいね…」



「俺もすげー寂しい・・・」


くみちゃんを抱きしめた。
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