高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
渡辺が肩を揺らして


「おまえが崩れちゃったって
言ってたぞ。」




「なんだ、それ。」



「よかったよ、あいつ
立ち直れそうだ。
くみさんと話せてよかったんじゃねー?」



「くみちゃんには
不思議な力があんんだよ。
おまえは惚れんなよ。」




「バーカ!!
俺は、睦美一筋だって。」



「一筋っていいよな。」

俺は渡辺の肩を叩いた。



「何?仲いいじゃん?」

睦美の笑顔が眩しかった。
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