高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「くみちゃん~」
くみちゃんは寝息を立ててた。


部屋の人たちに挨拶した。


「こんばんわ。」


「あら?どこのお客様?」


窓側の貫録のある女の人が
にっこり微笑んだ。



「原田です。」


「あ、寝ちゃってるね、弟さん?」


「ちがいます、夫です。」


他の2人も俺の顔をいっせいに見た。


「あら~若いパパちゃんね。」


高校生ですから~



「いいわね~」
くみちゃんの隣の女の人が言った。



「すごいイケメンでうらやましいわ~
うちの旦那見たくないかも~」



「ほんと~
くぅちゃんも若いけど、
パパちゃん、いくつ?」



くぅちゃん?
でも・・・年言うのはまずくないか?



「あれ?ポチ?」
くみちゃんの声・・・・
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