高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ママたちがやってきた。


「温泉楽しみにしてたけど
赤ちゃん産まれて
おちついたら行こうね。
お祝いしようね。」


二人は、部屋の人たちに
お菓子を配ったり
忙しく動き回っていた。


「ポチのことお願いね。
ママたちが来てくれたら
安心して
安静にできる・・・・」



「ごめんね。くみちゃん。
うちの一途なバカが・・・
もう急いでくみちゃんを自分の
ものにしたかったのね。」

「ごめんね。」

私のママにも頭をさげる
ポチママ。



「7つも上の嫁で
私こそごめんなさい。」


ポチママは私を
抱き寄せた。


「最高のお嫁さんだよ。」

うれしい・・・


入院してから
いろんなことを考えられた。


今は幸せをかみしめている。
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