高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
帰ってきてドアを閉めたら
ポチに抱きしめられた。
私もポチを抱きしめる。


二人の間にコポチがいるけど
今コポチには眠っててもらいたい。


「くみちゃん……」


「ポチ……」


甘くて熱いキス・・・・
空白の時間を埋めようと
お互いを求めあった。


「先生が・・・・
ダメって言った・・・・」
ポチがつぶやいたけど


「大丈夫・・・・
今、コポチは寝ているから……
起こさないように……
だから…来て…ポチ…」

思い出すだけでも
体は熱く燃える。

抱き合って
疲れ果てて
眠るポチの体の中に

手紙を書き終えて
またもぐりこんだ。

その時激しくコポチが動き出した。


「ん?」
ポチが半目を開けた。

「コポチが起きた。」


「今蹴られたもん。」
ポチがコポチの足を掴もうと
格闘してる。


「こいつ、やきもち妬いてんのかな。」


私は愛するポチの額にキスをした。



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