高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「あれ?ポチおかえりなさい。」



「どこ行ってた?」



「携帯のお金払い込みに
そこのコンビニ行ってたの。」



俺はその場でしゃがみこんだ。


「ポチ?」



「心配したんだぞ。
もう今までずっと心配して
走って走って帰ってきたのに
くみちゃん…心臓が痛いから…」


「ごめん、ごめん、
心配させて…ごめんね。」



「あ・・・もう死ぬ・・・・」


俺は大げさに倒れた。



「ごめんって~~ポチ~~」
くみちゃんが抱き上げようとした時


「あ・・・・」

その瞬間俺の服が濡れた・・・・


生温かいお湯・・・・・


くみちゃんが不安げに俺を見つめた。
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