高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
俺も急いで消毒して
着替えた。



心臓が破裂しそうだった。



看護師に連れられて
分娩室に入る。


くみちゃんの悲鳴が聞こえて
足がすくんだ・・・・・


「子宮がね、もう少しで
全開になるからね。
それから思いっきりいきむから
我慢してね。」



「う・・・う・・・・
痛い・・・・」


俺はくみちゃんの横に走り寄る



「ポチ・・・
いよいよ・・・・だね・・・
ん・・・」


美しいくみちゃんの顔が
痛みに歪む


可哀そうに・・・
俺なんにもできない・・・
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