高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
両親たちは大いに盛り上がり
帰って行った。

ママたちはしばらく
お産の手伝いをしていくという。


初めてのことだから
心強い…感謝しなきゃ。


ママたちがかえるのを 
どこかで待っていたように
ポチが顔を出した。



「ポチ!!」


「くみちゃん、どう?」


「うん、まだ傷は痛いけど
大丈夫だよ。
今日はバイトなかったの?」


「夕方にしてもらった。
少しゆっくりできる。
コポチは?」


「次の授乳まで新生児室。」


「運動がてら
見に行こうか?」


ポチが手を差し出した。



温かい手・・・・・ 



ポチが優しく笑った。
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