高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
コーシローは、飲んでる意外は
眠っていて
時たま大きな音にビクッと
反応する意外は
スヤスヤと眠る。


「この子の先が楽しみだね。」


看護師たちがそう言ってくれて
嬉しかった。


「新生児室でも
隣のベットの赤ちゃんが
大声で泣くとちょっと
怪訝な顔をするの。
それがね、クールさをかもしだしてて
王子と呼んでるんだよ。」



「あ、パパがそうだったの。
小さい頃から一瞬
大人のような表情をする時があって
幼なじみの私はそれに恋したのかな。」


「年上キラーマンになっちゃうぞ~」


「ほんとだ~~」



顔は私だと思っていたけど
やっぱりポチの表情だった。


「おもしろいね。
二人が一つになった傑作なんだ?
コーシローは・・・・」


王子の話をポチにしたら
爆笑していた。

ポチ……愛してる……
コーシロー…愛してる……
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