高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ラッシュに合わないように少し早く出た。

まだまだらな列車に
向かいあって座って
朝の海を見ながら
手を握り合った。


今日のデートは近隣の町に出かけるから
私たちは普通のカップルと
同じに過ごそうと思っていた。


「綺麗だね~海。
列車からなんてあんまり
見ないから、感動する。」


「俺はそれをみている
くみちゃんにくぎづけだよ。」


「ポチ、朝から飛ばすね~」


「だって…
心が欲求不満だらけだもん。」



「私も・・・・
ママたちにはほんと救われてるけど
二人っきりになりたいって
想うこといっぱい、」



午前中はデートして
食事して・・・・・
午後からたっぷり
ふたりっきりになる予定。
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