高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポチに会いにいく目的をかくし
久々にポチの家に出かけた。


バイト先のパンをたくさん持って
訪ねた。



「くみちゃん、久しぶりね。
水くさいよ。メールだけなんだもん。」


ポチママは
にこやかに笑って


「入んなさい。」と言った。




「変わってな~い。
何カ月ぶりかな~
ポチ勉強してる?」



「おかげさまで。
くみちゃんの教え方がよかったから
第一志望高は、
なんとか狙えそうなの。」



「すごいね。
あのあとは?」



「くみちゃんがやめてから
一人でやってたわよ。
くみちゃん以外の先生はいらないって。」
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