高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
きっと今ぎくしゃくしてるけど


くみちゃんの頭の中は
それどころじゃなかった。


仕事復帰に向けての
準備に
引越しのこと
頭が一杯になっている。


この問題って
くみちゃんにとっては
どうでもいいことなのか・・・・



俺がガキなのが悪いけど
二人で頑張って行こうって
誓ってきたのに
くみちゃんにはもうそんなことは
忘れてしまったかのように
実家に甘える気持ち100%になっている。



「なんかちがうだろ?」



俺は寝返りで部屋を移動する
幸志朗の後を寝返りで
追いかけた。


「おまえは、いいな~~
一つづつ覚えたもので
しばらく生きていけんだよな。」


落ちそうなほっぺに
吸いついたら

「キャッ キャッ」と喜んだ。
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