高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
くみちゃんが考えてたことを
聞いたら
俺のイライラが
なんてガキだったんだって思った。



「俺・・・
いい気になってくみちゃんを
責めて・・・
俺ってだめだね・・・・
いつもくみちゃんは
俺のこと考えてくれてんのに
ごめん、くみちゃん……
俺がガキだから
苦労させてんのに……
ひどいこと言った……」

情けなくて涙が出てきた。


「ポチ…どうしたの?」


「俺さ、家にずっといて欲しいって
仕事にやきもちやいたんだ。
ごめん、くみちゃんは
俺のこと考えてんのに
俺はやっぱガキみたいに
ダメだよな…俺って
こんなんならいつまでたっても
くみちゃんを安心させられない…」


申し訳なくて
俺はくみちゃん以上に
泣いてしまった。
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