高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「幸志朗ができた時
めっちゃうれしかった。
やった~~!!って感じで。
あの時くみちゃんは複雑な顔
してたんだけどね。」



「うん、だって・・・・
正直怖かったの。こんなことに
なるなんて・・・・って・・・」


「俺さ、幸志朗は確信犯。
絶対に子供が欲しいって
わざとに・・・・しました。」



「え!!???」



「だってさ、くみちゃんを誰かに
また取られたくなくて。
結びつけるものがなかったら
もしかしてくみちゃんは、また
飛んで行ってしまうかもって。
俺、あのくみちゃんが引越した夜に
味わった悲しみはもう
二度と味わいたくなくて……
それにくみちゃんが他の男に
触られてんのもう絶対に許せなくて
それで・・・カレンダーについていた
くみちゃんの生理の日を見て
計算しました。
あの夜仲直りした時
今しかないって・・・・
ゴメン・・・・」
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