高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ハラハラと粉雪が舞いおりてくる。


ベランダで二人で
ホットミルクを飲んでいた。



「春はもうすぐ先かな?」
私がいうと
ポチが立ち上がって空を
見上げる。



「雪がきれいに見えるのは
今日が記念日だからかな」


私はミルクをテーブルに置いて
ポチの背中に抱きついた。


「今日は幸せだった。
みんなに祝福してもらって。
なんかね最高の結婚式してもらったよ。
どんなきらびやかな式より
最高の拍手と優しさに
包まれて、嬉しかった。
私、本当に今幸せだよ。」


「俺もさいこーにいい気分。
友達っていいなって
思ったら、卒業さみしくなったよ。
でもまた出会いは
これからたくさんあるから
みんなの心にも俺たちのこと
残るだろうから
見本になるように
頑張って行こう。」


ポチの白い息・・・・・
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