高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポケットから
「指輪の交換をしよう。」

ポチがそう言った。


「大島 くみは
大島健太郎を一生涯
愛し続けると誓いますか?」


「はい、誓います。」
涙でポチの顔がぼやけてきた。



「大島 健太郎は
大島 くみが先に
老けて行っても今のように
変わらずの愛を注いでくれますか?」


「はい、あたりまえです。」


二人で笑い合った。


涙が大粒になって
ポロポロ落ちる。


「きれいだ・・・・
どんな宝石よりも今の涙の
輝き絶対に忘れないから。」



「では、指輪の交換です。」
そう言ってポチが私の左手の
薬指に


私はポチの左の薬指に・・・
小さいダイヤが
キラキラ輝いている。
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