高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「実は、こんな時に・・・・
パパの実家のお父さんが倒れてね…
ほら、実家は温泉旅館でしょう。
気になってはいたのよ。
長男だし・・・・
すっかり気弱になってて
こっちに戻って
旅館をついで欲しいって言いだして……」



小さい頃、何度か
行ったことがあった。


ポチのおじいちゃんの
温泉旅館に行くのが
楽しみだった。


「それでね、話しあいを重ねて
旅館をつぐことに決めたの。」



「ポチママ、女将さんになるの?」



「おかみさんは
おばあちゃんがいるから
若女将ってとこかな。」


「素敵ね~」
< 55 / 485 >

この作品をシェア

pagetop