高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「くみちゃん、ここにきて。」


声も姿も全く変わってしまったポチが
あの頃みたいに
私に甘える・・・・・・



私はそんなポチが愛おしくて
隣に横になる。



「昔さ・・・よく一緒に寝たよね。」


「そうね。あの頃のポチは
可愛かったわ。」



「だって子供だったじゃん。
俺は早く大人になりたくてイライラした。」



「大きくなったね。
ずっと会ってなかったから
びっくりした……
素敵になって……今もドキドキしてる。」



「マジ?」


「うん。一生懸命に昔のポチを
思い出して、記憶つなげてるとこ。」



「ドキドキしてる?
音聞かせて・・・・・」


ポチが私を見つめた。
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