高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「育児って・・・」

ポチのことだ。


そう言えば・・・・
亮太と付き合ったころは
まだ、ポチが小学生で・・・・
結構ポチが優先だったっけ・・・




「無事に育ってんのか?」



「うん。
大きくなったよ。」



「なんかちっけーのに
俺の最大のライバルって感じでさ。」



「うふふ・・・・」



「綺麗だよ。」



「え?」


「おまえは最高にいい女だし。」


亮太が私を抱き寄せた。



「じゃあな。
俺は4月から東京に行くよ。」



「頑張ろうね。」


静かに時が流れた。
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