汚れた街の汚れなき天使
「いただきます!」
まりあ特製、なぜかきゅうりが煮込まれているカレーを食べ終わって……以外に美味しいのが謎過ぎる。
そして夜になれば今日もまりあを抱きしめる。
記憶を変えてやりたい。
こうやって愛する人と抱き合うのは幸せな事。
お金を出して買うものじゃないんだと、伝えていく。
「海人はまりあをHじゃないって言ってたよね?だけど好きな人だとHになるね?」
……ってそれに対して俺はなんと返せばいいんだか。
「それ、人前では言うなよ??」
無邪気なだけに罪な笑顔にただつられて笑った。