小さな恋の一瞬
 「誰」

「俺だけど」


部屋は電気が消されて何も見えなかった、電気を付けようとすると

 「ダメ電気付けないで」

「暗くて見えないよ」

 「見ないで」

「見ないでってもしかして泣いてる」


無言だった俺は暗闇の中彼女ん探して今までで一番優しく抱きしめた


「ゴメンね俺分かったんだ」
 「怖かったんだ私ヒロがいなくなるのが」

「大丈夫だよどこにも行かないよずっと一緒だよ」

 「うんずっとだよ」

「ケーキ食べよっか」
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