ひとり恋♥マイセルフパラダイス(オリジナル版)
他にも蛍光ペンや消しゴムを貸してあげたり、シャーペンの芯をあげるなんてことは、ほとんど日常茶飯事だったし、あと宿題を写させてあげるなんてこともよくあった。
でも、だからってソレは全然迷惑なことじゃなくて。
逆にもっといろいろ忘れ物をしてほしいってカンジ?
だってさ、忘れ物が多ければ多いほど、それだけ彼とのコミュニケーションも多くなるワケじゃん?
なんならさ、いっそ、あたしが彼の持ち物を隠してしまいたいくらいだよ。
そーしたらトーゼンあたしを頼ってくると思うしぃ♪
キャッ、キャッ♪♪
その日の帰りのホームルームのあとのこと。
「お~い、北条。ちょっと、いいかぁ?」
帰り支度をしていた彼を、担任の滝川先生が呼んだ。
「なんすか? 先生」
そう言って教壇のほうへと向かう彼。
「こないだ、お前に再提出してもらったノートを返しとくぞぉ」
でも、だからってソレは全然迷惑なことじゃなくて。
逆にもっといろいろ忘れ物をしてほしいってカンジ?
だってさ、忘れ物が多ければ多いほど、それだけ彼とのコミュニケーションも多くなるワケじゃん?
なんならさ、いっそ、あたしが彼の持ち物を隠してしまいたいくらいだよ。
そーしたらトーゼンあたしを頼ってくると思うしぃ♪
キャッ、キャッ♪♪
その日の帰りのホームルームのあとのこと。
「お~い、北条。ちょっと、いいかぁ?」
帰り支度をしていた彼を、担任の滝川先生が呼んだ。
「なんすか? 先生」
そう言って教壇のほうへと向かう彼。
「こないだ、お前に再提出してもらったノートを返しとくぞぉ」