cherry blossom Ⅰ
スパルタ授業が始まって2週間。
だいぶ先生の授業にも慣れてきた。
言い方はキツイけれど
内容は何一つ間違っていない。
それを最近では素直に聞けるようになった。
「そういや聞いてなかったけど
お前の志望校ってどこだっけ?
まだ俺、教えてもらってないよな?」
それもそのはず。
実はまだ志望校を決めていなかった。
高校なんて入れればどこでもいいし
その前に何のために高校に行くかも分からない。
周りが進学するからノリで行くだけで
別に私は高校に何も求めていない。
ただそんなことはあの先生の前じゃ言えない…
「ま…まだ決めてないんですけど…」
「まだ!?お前遅せぇよ!
目標はあったほうがやる気でるよ。」
そうですよねぇ~と頷きながらも
心の中では『どこでもいいのに』と呟いていた。
だいぶ先生の授業にも慣れてきた。
言い方はキツイけれど
内容は何一つ間違っていない。
それを最近では素直に聞けるようになった。
「そういや聞いてなかったけど
お前の志望校ってどこだっけ?
まだ俺、教えてもらってないよな?」
それもそのはず。
実はまだ志望校を決めていなかった。
高校なんて入れればどこでもいいし
その前に何のために高校に行くかも分からない。
周りが進学するからノリで行くだけで
別に私は高校に何も求めていない。
ただそんなことはあの先生の前じゃ言えない…
「ま…まだ決めてないんですけど…」
「まだ!?お前遅せぇよ!
目標はあったほうがやる気でるよ。」
そうですよねぇ~と頷きながらも
心の中では『どこでもいいのに』と呟いていた。