ショート・ミステリーズ!短編集その3
ダメだとわかっていても、どうしても後ろ向きになってしまう。

私が死んだら、この手記が死体のそばに残るわけだ。

万が一のために、伝えたいことを書き残しておこう。

とにかく、何か書くんだ。

気を抜くのが一番危ない。

書け。

書け。

書け。
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