教え子は奥サマ!?

「昼飯でも食うか…」



食べだしたのは3時。



昼飯じゃねぇ!



弁当を開けると



《ケイユキ》



「ぐぁぁぁぁぁぁあ!」



俺は弁当を隠した。



「どーしたんですか!?」



そうきたのは向かいの席でA組担任の東宮先生。(男)



「またですか?」



ばれてない!!



「あぁそうなんです…?」



「良いですね〜ラブラブで。」



「はぁ…」



「本当ラブラブ…それでもモテモテって良いですね〜」



「そんなこと…ないですよ〜」



「だって」



そう言って窓を指差した。



「きゃ〜圭先生っ!」



女子生徒の黄色い声が窓をとうして聞こえる。



「これでも?」



「女子生徒にモテてもあんまり嬉しくないですって。」
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