シュガ-
そして 俺から振った

女はすごく泣いていた

声をあげて…

子供のように…

その時、俺は

悲しいとか 全く思わなかった。

ただ
俺もいつか 好きなやつが出来たら こんなふうに好きなやつのために泣けるのだろうか…

そう考えていた。

俺にはできるのか…

そこまで好きになれるやつなんて 現れるのか…

あの時の俺には とても疑問だった。

…しかし、俺が衝撃を受けたのは その3週間後…
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