シュガ-
それから今まで 毎日が楽しかった。

アイツのことを考えていると 顔がニヤけてしまう。

だけど 頭から離れなかった

アイツの顔
アイツのプレー
アイツの笑顔
アイツの髪

時が過ぎれば過ぎていくほど

俺はアイツが好きになっていった

大好きだ

今にでも抱きしめたかった。


…そして今日。

俺の席を見ると…

誰かが机に伏せて寝ていた。

誰かわからない

だけど…

あのサラサラな髪は どこかで見たことがあった。
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