シュガ-
聞いたことがない男子の声がした

…なに?
「はっ…?」

あたしは顔をあげる

そこには背が高く、見たことがない顔。

けど 顔が整っていて
とてもきれい…

「は?じゃねぇよ!!
そこ、俺の席なんだけど。
なに人の席で寝てんだよ!」

え?

ここって…
あたしの席じゃなかったっけ?

「人の席って…
前、見てみなよ。
ここ、あたしだよ。」

確かに見たもん。

「お前の方こそよく見ろよ。
そこ、まじで俺の席だって…」

「んー?」

あたしは立ち上がり、黒板に向かった
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