KISS OF LIFE
あ、昨日帰りの電車内でメアドを交換したんだ。
って言うか、あたしたちは同じ会社に務めているんだよね。
なんてツッコミながら、あたしは電話に出た。
「もしもし?」
「彩花?
今、どこにいる?」
「屋上ですけど」
「すぐ行っていい?」
「えっ!?」
あたしはビックリした。
「何か困ることでもあるのか?」
「な、ないですけど…」
ビックリのあまり、頭が働かない。
「け…けど、お昼終わっちゃいますよ?」
そう言ったあたしに、
「そうか…」
南野課長は何だか残念そうに返事をした。
あたし、かわいそうなことを言っちゃったよ。
「じゃあ、今夜開いてるか?」
「今夜?
無理です、飲みに行く約束をしちゃったので…」
あたしはかわいくない!
「じゃあ、終わったら迎えに行くから電話して」
「えっ…あ、はい」
ガチャッと、電話が切れた。
って言うか、あたしたちは同じ会社に務めているんだよね。
なんてツッコミながら、あたしは電話に出た。
「もしもし?」
「彩花?
今、どこにいる?」
「屋上ですけど」
「すぐ行っていい?」
「えっ!?」
あたしはビックリした。
「何か困ることでもあるのか?」
「な、ないですけど…」
ビックリのあまり、頭が働かない。
「け…けど、お昼終わっちゃいますよ?」
そう言ったあたしに、
「そうか…」
南野課長は何だか残念そうに返事をした。
あたし、かわいそうなことを言っちゃったよ。
「じゃあ、今夜開いてるか?」
「今夜?
無理です、飲みに行く約束をしちゃったので…」
あたしはかわいくない!
「じゃあ、終わったら迎えに行くから電話して」
「えっ…あ、はい」
ガチャッと、電話が切れた。