KISS OF LIFE
「堺もやるか?」
足元のボールを拾うと、金田くんが聞いてきた。
やるかって…まあ、いっか。
「ちょっと待ってー」
あたしは手に残っているおにぎりを口の中に押し込むと、お茶を流し込んだ。
おにぎりとお茶を胃に流し込むと、携帯電話をスカートのポケットに入れた。
走って、金田くんのところに行く。
「あたしも混ぜてー!」
手をあげ、輪の中に入った。
「よしやるぞ!
じゃ、堺!」
金田くんがあたしに向けてトスをした。
さすがは元バレー部、トスが上手です。
しかし、
「飛ばし過ぎー!」
ボールはあたしの頭のうえを通り過ぎた。
仕方ないので、あたしはボールを見あげながら追いかける。
追いかけていたら、屋上の端っこについてしまった。
ようやくあたしはボールに追いついた。
ボールがあたしに向かって落ちてくる。
よし、トス!
「危ない!」
その瞬間、あたしはグイッと引き戻された。
足元のボールを拾うと、金田くんが聞いてきた。
やるかって…まあ、いっか。
「ちょっと待ってー」
あたしは手に残っているおにぎりを口の中に押し込むと、お茶を流し込んだ。
おにぎりとお茶を胃に流し込むと、携帯電話をスカートのポケットに入れた。
走って、金田くんのところに行く。
「あたしも混ぜてー!」
手をあげ、輪の中に入った。
「よしやるぞ!
じゃ、堺!」
金田くんがあたしに向けてトスをした。
さすがは元バレー部、トスが上手です。
しかし、
「飛ばし過ぎー!」
ボールはあたしの頭のうえを通り過ぎた。
仕方ないので、あたしはボールを見あげながら追いかける。
追いかけていたら、屋上の端っこについてしまった。
ようやくあたしはボールに追いついた。
ボールがあたしに向かって落ちてくる。
よし、トス!
「危ない!」
その瞬間、あたしはグイッと引き戻された。