夢を紡ぎ歴史を解く
「あんた…誰?」
紗稀の第一声はこれだった
年齢は確か保育園ぐらいか……
「僕は菊池 光輝
君は?…」
「あたしは立花 紗稀!」
立花 紗稀の名前は耳にしてる
僅か4歳で5歳を脅しておやつを巻き上げた少女と有名だった
残虐非道な脅し方だったとか…
「僕に何の用?」
「退屈で憂鬱だったからと言えば理解出来る?」
「理解したくないね」
「まぁ後はあんたがこの世に絶望してるおもしろくなーい顔してるからよ」
「そんな顔してる?」
「凄くしてるわ」
「ふぅん…」
「紗稀ー!!!!!」
「んぁ?今行くー!!
じゃあな光輝」
呼び捨てか
「じゃあな紗稀」
「それで結構☆」