スキャンダル×スキャンダル



「でさっ。紗羅と純くんがいとこってマジなんだ?」

『だから初めからそう言ってんじゃん』

「びっくりしたんだもんっ」

美雨の返事を無視して、純にメールをした。


―――――――――
今から純の家行って
いいよね?
―――――――――


―――――――――
来るなっつっても
来るんだろ?
今、一応客いるけど
それでも良かったら
―――――――――


―――――――――
大丈夫!
邪魔になったら岬の
部屋に行ってるから
あと、あたし美雨
連れていくから。
―――――――――


―――――――――
あ 美雨ちゃんって
紗羅の友達だよな?
―――――――――


―――――――――
そ。
じゃあ今から行くよ
―――――――――




『よし、美雨。今から良いところに連れていってあげよう』

あたしはにっこりと笑って美雨の手をひいて、
裏門から学校を抜け出した。

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