1年3組 地味男

「…痛いし…

てか、反省の顔が見られへんのやけど…」
「そんなの、いつもの事じゃん??
…さぁ、席に着こ
先生来るよ」

千里の言葉で皆はスタスタと自分の席に向かった

うちも行こ
足を一歩踏み出したとき

「梨杏??
ごめんね…嬉しすぎて…」
と加那が謝ってきた

今度は正真正銘ちゃんと反省の色が見えた表情で…

「良いで??
…てか、いつもの事やん??
加那のおかげで体が鍛えられてるかも(笑)」
「…ぷッ!!アハハ!!
梨杏のそういうとこ好き!!」
とまたガバッと抱きつかれた

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