1年3組 地味男
そう言って彰くんは親指でうちの涙をぬぐった
それからそっとうちを抱き寄せて耳元でこう囁いた
「お前の事守るから
俺が梨杏の支えになる
…………愛してる…」
耳元まで赤くなった
また涙が出てきそう…
「…梨杏」
パッと顔をあげる
「…///……その顔反則やろ…」
「へっ??……っ!?……」
この時、うちは彰くんから優しい優しいキスをもらいました
うちの、ファーストキスを――……
☆★☆★☆★END☆★☆★☆★