君のそばで・・・
「ちなみにあたしは高岡梨華、『梨華』でいいよ。チーム『疾風』入ってるけど知ってる?」

知ってる。だってここら辺で有名なチームだもん。


「うちは遠田夏希。同じく『疾風』。『夏希』って呼んでね。」

「・・・お「こいつは、加藤翼。『疾風』ね~。ちなみにすっごい女嫌い。」

翼が口を開く前に夏希が言う。

「よろしく^^」

笑顔であずさが言い

「ヨロ・・・。」

翼が返した。

「ちなみにね、翼と梨華は付き合ってるんだよ~。」

驚いたあずさは、目を丸めた。

正直、美男美女カップルだった。

「あのね~、翼は『疾風最強の男』、梨華は『疾風姫』って通り名があって、ここらじゃ有名なんだよぉ。」

「ちょっと、夏希、余計なことまで言わなくていいから///」

「いいじゃん♪」
夏希は明らかに楽しんでいた。

「あずさだっけ?夏希が余計なこと言ったね。まぁ、事実だけどね~。一応、あたしら真面目だから~。夏希は『風切』って呼ばれてるけど・・・。

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