君のそばで・・・
「あはは・・・。よく言われる。」

雄は笑っていた。

どうやら、家に誰もいなくて来たらしい。

昔からそうだった。

私と澪香が遊んでると、突然雄がやってきて3人でトランプをしてた。

でも・・・

「なんで、来たの?」

今は会いたくないの・・・。

「彼女とラブラブしてればいいのに・・・。」

私は思ってもない言葉を雄に向かって言った。

「どうしたん?志穂・・・。おまえらしくなくね?」

雄は動揺していた。

むかつく・・・。なんにも、知らない雄が・・・。

「私らしいって何?雄は私の何がわかるの?」

私は限界に達していた。

「わかんねぇよ。言ってくれなきゃ・・・。俺、帰る・・・。」

雄は私をまっすぐ見た。すごく冷たい目で・・・。
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