君のそばで・・・
放課後

「こんにちわ。」

「ども」

「・・・。」

あたしと拓巳さんの会話はこんな感じ。

拓巳さんって無口だけど・・・あれだからなぁ・・・。

「拓巳さん。もう、口下手なんだから~。」

澪香が頬を膨らます

「しょうがねえじゃん。俺、澪香以外興味ねぇんだよ。」

・・・。

そう拓巳さんは、澪香にベタ甘なんだよなぁ。

「もう、拓巳さんったら~。」

澪香も拓巳さんにベタ惚れしてるからなぁ。

でも、やっぱ拓巳さんかっこいいと思うけどね。
澪香が惚れたのもわかるよ。

「あの店入ろw。」

澪香が指さす店を見た。

「black✝cross?」

店内は、うす暗くて大人っぽい雰囲気だった。


あたしは黒を主張した服に金色のクロスがついてるかわいらしく、かっこいい服に一目ぼれした。

値段は3900円。

上がいいものなら下だっって!!

あたしはその服に合いそうなショーパンを見つけ・・・


「駄目!!あんた雄との事もっと考えなさい!!」

澪香が言った。

本当の趣旨を忘れてた・・・。
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