君のそばで・・・
「やだよ・・・。」

あたしは俯きながら言い直した。

「う〜ん、わかった。だけど絶対無理するなよ?」

あたしは頷く。

満員電車に乗り、遊園地を楽しみにする。

「しっかし、初めて知ったな〜。」

ん?


「何が?」

あたしは質問した。

「お前ってそんなに遊園地好きだったんだ?」

雄がニヤけながらあたしを見た。

まったく・・・

鈍感だな・・・。
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