同窓会
「………」
「でもそれって…私達に逆恨みしてるとしか思えないわ」
「何…だと…?」
「私達は飛び降りようとする前田君を止め……」
「黙れ!!」
「自分が救えなかったからってー……」
「黙れえぇぇぇ!!」
叫んだかと思うと私に覆い被さってきた。
「くっ…」
床に倒され、馬乗りになって私の首に手をかける。
「死ね…死ね…死ね!!ははははは……あははは…」
まるでネジが外れたみたいに…首を締める力を強めながら声を出して笑っていた。
「うっ…」
意識が消えかけた時、
バンッと風船が割れた様な大きな音がした。